- 中途で介護に飛び込んだ「実体験」を知りたい
- 介護現場の実情を知りたい
介護未経験の方は介護にどんな印象を持っていますか? 私の場合、介護の世界に飛び込む前はあまりいい印象はありませんでした。
いざ、就職が決まっても実際に仕事が始まるまでは不安でいっぱいでした。 本記事では介護業界に中途で転職し感じた実体験を4つ紹介します。 介護未経験の方はもちろん、現役の方も共感してもらえる内容となっています。
皆さんも介護で感じたことがあれば気軽にコメントください。
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記事の筆者について
新卒でメーカー営業を1年半務めるも挫折、紆余曲折あり福祉施設に8年勤めました。その間社会福祉士を働きながら取得しています。その後、30代で地方公務員に資格枠(社会福祉士)で採用され、後に精神保健福祉士の資格も取得しています。
現在はWEBライターとして活動中。実体験を交えながら有益な情報を伝えていきます。
この記事は3分程で読めるようまとめています。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
《結論》職場環境は人間関係で決まる
- 介護の業務内容は意外と慣れ、働いて感じるメリットもたくさんある。
- 介護の仕事に慣れるかどうかは職場環境がとても重要。失敗しないためにも何となく職場を決めるのは避けよう
中途で介護業界に飛び込んで感じた実体験4つ紹介
実体験① 仕事内容は未経験でも慣れる
仕事を始めるとそんな気持ちも杞憂でした。実際に排泄支援や入浴支援などを始めると、数日で慣れることができました。
インターネットなどの情報で「介護の仕事はやめておけ!」という情報で溢れていたからです。 それまで介護経験無く、営業など全く別の仕事をしていた私にとってとても不安でした。
当時の私は転職を繰り返し、自暴自棄になっていた部分もあり、「もう介護の仕事でも雇ってくれるならいいや」という気持ちで働き始めました。今考えたら介護に従事している人に失礼な話です。
確かに排泄支援など苦手な方もいるでしょう。特に高齢者施設ですと日常的にオムツ交換をすることになります。
実体験② 最初はそっけない利用者がいて凹む
年齢関係なく、他人に受け入れられないと感じるやっぱり凹みます。
しかし、これも介護あるあるかなと思います。 こちらは普通に接してるつもりなのに、反応が無かったり、悪態をつかれたりすることもしばしば。 ほかの職員には笑顔で話してるのに
と凹んでしまうことがありました。
しかし、悩みを先輩に相談すると「昔は自分もそうだったよ」と言ってもらいみんながとおる道であることを知りました。
実体験③ 勤務中は絶え間なく動き回り運動になる
介護の仕事は職場の設備などの環境にも左右されますが基本的に体を動かし続けます。
中高年の私にとって最初は疲れ切って仕事を終えてました。 もともと標準体型の私ですが、それでも数ヶ月で3kg痩せました。 万歩計をつけていると1万歩は確実にいってました。
現場では 入浴支援や、体位交換などはもちろん、リクリエーション活動などでもせわしなく体を動かします。
運動不足になりがちな現代、働きながら体を動かせるって一石二鳥だなと。 また、時間が過ぎるのも早く感じます。 「気がついたらもう退勤の時間」なんていうことも多かったです。
実体験④ 働きやすさは人間関係で決まる
仕事において人間関係ってとても重要です。
介護現場においてもそれは変わりません。 はやり仕事を始めたばかりの時は、心無い言葉をいう職員は一定数いました。 「なんでそんなこともできないの?」と、言われた数は負けません…!
介護は狭いコミュニティの中で連携しながら働くことになるので、特に人間関係の影響を受けやすいです。
- 「お願いごとがあるけど、あの人怖いから頼みづらい」
- 「あの人が怒るから自分の意見がなかなか言えない」
- 「今日は苦手な人と勤務被っちゃってイヤだな」
など、影響力は絶大です。 私の場合、間関係がこんなにも支援に影響するとは思っておらず、一番苦労した部分でもあります。
《まとめ》職場環境で人間関係は大切です。特に介護は
誰でも働くうえで重視したい点は違います。
- とにかく給料重視
- 残業が少ないところがいい
- キャリアアップしたい
どれも大切だと思います。
しかし、人間関係はそもそも仕事を続けられるかどうかの問題になってくるので、新しい職場を探す際は特に気をつけて欲しいです。 介護業界で働こうか悩まれている方、介護の仕事はやりがいも多い仕事なので、選択肢の1つにしてみてはいかがでしょうか?
- 介護の業務内容は意外と慣れる場合が多く、働いて感じるメリットもたくさんある。
- 介護の仕事に慣れるかどうかは職場環境がとても重要。失敗しないためにも何となく職場を決めるのは避けよう